窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

リヨンの壁



春を連想したくなる暖かい日差しに、北風小僧が吹き荒れるテュービンゲンから、こんにちは。

天気予報によれば今週からドイツも、福田さんの写真のような氷の世界になるだろう、と予測されています。1月2月と暖かい日が続き、「もしかして、もう春が来るのかねぇ・・・」「いや、もう一度寒くなるわよ・・・」と話し合っていたのが、やっぱり今年も2月末になり、凍る寒さが舞い戻って来ました。

昨年、冬をスキップしたかと思いきや、4月の突然の寒波にリンゴやナシなどの果樹(の芽)がやられてしまい、秋の収穫が少なく生産ストップや値上がりにうなされましたが、今年はどうなるか、緊張感が漂っているように感じます。

日が差していたと思った次の瞬間には急に吹雪。バスはスリップして丘を上ることができなくなり、乗客は歩道がどこにも見当たらない車道ばたで降ろされて、歩くしかありません。「人間にはどうしようもないじゃない・・・」という対応に、ドイツと言えども、怒り出す人はいませんでした。


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2月の初め、1週間弱、母の友人・マリーノエルを訪ね、隣国フランス・リヨンへ遊びに行ってきました。
テュービンゲンから電車で2回乗り換え、約7時間で到着。
国境を越えるあたりから、窓の外にはドイツとはどことなく異なった雰囲気の(都会的)建物が見えてくるようになり、第一車内放送もフランス語に変わり、乗り降りする人たちまでも『フランス暮らしの人たち』になるように感じます。
国籍がどうのこうのと言うつもりはないのですが、やっぱり土地の気性は、そこに住む人たちにも反映されるのかな、などと思います。


丘に並ぶNotre Dame de Fourviere にメタリック・タワー。
ソーヌ川沿いの道路の地下1階は駐車場になっている。
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えっ?!こんな場所に地下鉄の駅が?リヨン旧市街
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リヨンでも、雨や雪が降ったり、びゅうびゅう風が吹いたり、と寒い毎日でしたが、昼・夜食後には散歩に出掛け、旧市街を数時間ぶらぶらしました。
世界各国、どこにでもあるチェーン店以外にも、個人経営の小さなお店が何軒もあり、観光客にとって嬉しい・楽しい・驚く発見がいくつもある都は、歩けど歩けど飽きることありませんでした。

それに、フランスならではの、エクレアやクロワッサン、キッシュロレーヌやパテ、クレープにランティーユ・・・幾度もほっぺたが落ちそうになりました。


旧市街にはトラヴール(抜け道)が隠れている。
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本のアーチの向こう側にある、まるで『物語の中の本屋さん』にうっとり。
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川辺は遊歩道として大人気。
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リヨンの丘の上をぶらぶら歩く内に・・・あれ?
こりゃすごい!と感動する集合住宅がありました。

何に感動したかと言えば、トロンプ・ルイユ(騙し絵)の実現化です。

廃れた、暗い、治安が悪い、と問題視される旧・労働者用集合住宅などが並び立つ地区などを活性化させよう、と芸術家たちのグループがリヨンで1970年代後半に始めた活動だそうです。

集合住宅の外壁には、フランスのお洒落な町並みが描かれ、見る者を楽しませてくれます。


「トリックアート・集合住宅」。
毎日、出入りの際目にする建物の外観は、心身にも影響を与えるはず。
Cité Création団体が推し進めている外観美化プロジェクト(www.cite-creation.fr/)
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リヨンの観光名所にもなっている、1987以来クロワ・ルッス地区にあるLe Mur des Canuts。
1997年と2013年に『修復作業』が行われ、外観も年と共に変化してきた。
これも Cité Création 作
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久しぶりに新しい町を訪れ、聞き慣れない言葉を耳にし、知らない習慣を体験して、思いました。

たまには旅をし、新しい風に吹かれ、心身ともにリセットされるような、頭の休養は大切で、ドイツの社会人たちがどうしてそこまで有給休暇に入れ込むのか、少し分かるようになったリヨン休暇でした。





投稿者:森さん  カテゴリー:
2018年2月26日


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2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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