ミラノデザインウィーク
皆さんご無沙汰です。相変わらず、ショールーム勤めの木原です。
上山さんが、ミラノデザインウィークの週は喧騒から逃れて、どこかへ逃げ出す、と言っていたのでお知らせしませんでしたが、AGCでは3年連続でミラノに出展をしていました。
場所は日本企業の出展が多い、いわゆる会場外のフォーリサローネというところで、ミラノ中央駅の高架下でした。と言っても、私がミラノに行った訳ではありませんが。
http://www.agc-milan.com/mdw/2018/
ガラスの可能性を様々な面から、デザイン表現してわかりやすい形で示す、これが最近の傾向ではないでしょうか。エコや快適な空間も一見しては理解しにくいことが多いですが、板硝子協会が持っている体感トラックなど、パッと体験で一瞬にわかることも大事な見せ方だと思います。デザインの力量がためされます。
森さんも、日本に来て感じていますが外国人旅行客の多さは、私が勤めている東京・京橋の街を見ていても感じます。京橋の裏通りのいい感じの小さな日本料理店からも外国人が出てきます。この界隈もオリンピックに向けてホテル建設のラッシュです。
街や建物に関心のある方も多くなり、月一回催している「ガラス建築ツアー」もすぐに満員になる盛況ぶりで、途中で別のガイドツアーとすれ違うこともしばしばです。最近、街の歴史を取り入れて単調になりがちな説明を盛り上げようと、江戸文化の勉強を始めました。古地図を照らし合わせ歩いてみると、あたかも江戸の町割りや大名屋敷の姿が浮かび上がってくるようです。
上山さんとミラノのガイドツアーでお会いして、今自分がやっているのは不思議です。毎年ミラノに行きたいと思っておりますが、なかなか実現しません。また、開催場所が決まりましたらご報告いたします。