窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

立春



太陽は厚い雲の陰に隠れたままで、どんよりとした灰色の毎日です。先月はオーストリアやドイツで大雪になって、森さんのことを心配しましたが、テュービンゲンは大丈夫だったようですね。デンマークでは大雪どころか、「雪が降って積もる」程度の予報でした。久しぶりに「森でクロスカントリースキーをしよう!」と楽しみにしていたのですが、雪が雨に変わって、残念ながらスキーはおあずけになってしまいました。


氷の上に雪
IMG_0168氷の上に雪.JPG

夜間の気温は氷点下でも、少しずつ雪が溶けたら、地面の上に小さな春の花が顔を出していました。つぼみをふくらませた節分草や待雪草は、明るい陽光がそそぐと花を開きます。まだまだ寒さが続くというのに、水仙も葉の先を地面に突き出しています。地中で眠っていた緑が目覚めると、「立春」という語を思うのです。



節分草
IMG_0669節分草.JPG

待雪草
IMG_0662待雪草.JPG


2月2日はろうそくを灯してミサを祝うキリスト教の聖燭祭の日。デンマークではKyndelmisseという光を祝う日。そして、北欧の寒くて暗い冬が半ばに達して、太陽の光が戻り、待ち遠しい春を思う日でもあるのです。「立春」ですね。


雲の合間に
IMG_0663雲の合間に.JPG

けれども窓の外は、雨とみぞれと雪の繰り返し。屋外も室内も薄暗くて、昼間も照明が必要です。ところが、ある朝、日の出前の暗い時刻に、部屋の奥まったところで使っている照明が点かなくなってしまいました。「ホタル」という名前の小さなテーブルランプで、ほんの周囲が明るくなるだけですが、やはり無いと不便です。調べてみたら、電球が切れただけでした。

実は、「ホタル」は我が家の照明器具のうちで、唯一のハロゲン電球を使用するものです。他の照明は白熱電球のものですが、数年前から省エネルギー型の電球に替えています。省エネタイプの電球に替えてから、電気の使用量がかなり減ったので、エネルギー効率の悪いハロゲン電球を買うことに抵抗を感じました。

「ホタル」の丸い照明部は小さくて、小さなハロゲン電球がちょうど納まっています。こんなに小さなハロゲン電球は一般的なのかどうか不安でしたが、スーパーマーケットで同じものを見つけました。パッケージに表示されているEUの省エネルギーレベルを確認すると、値段の安いものは「D」、高いものは「C」。買うのを躊躇しました。

近所の日用品店をのぞくと、スーパーマーケットよりも製品の種類が多く、省エネタイプの電球のほとんどはLEDの電球でした。省エネタイプの電球は寿命が長いので、電球の買い替えのために売り場を立ち寄ることは本当に稀な機会です。それで、これほどLEDの電球が進化しているとは知りませんでした。見たことのない形の電球を、ひとつひとつ感心しながら見ていくと、「ホタル」のハロゲン電球のソケットに使えるLED電球がありました。EUの省エネルギーレベルは「A」。ただ、ハロゲン電球よりも、ひとまわり大きいのです。

自宅へ戻り、「ホタル」の照明部の大きさを測って、再度、日用品店へ。見つけたLED電球の大きさからすると、装着可能なはずです。どうしたものか迷いましたが、ちょうど電球の半額セール中だったので、思い切って買ってみました。「エネルギーへの配慮」からすると、良心が痛むことはありません。

ドキドキしながらパッケージを開けて、2本の指の先で電球をつまんで、「ホタル」の照明部に合わせてみると、余分な隙間は全くありません。ゆっくり慎重に2本の足をソケットへ向けていくと、「すうっと」装着完了。そして、ホタルを電源へ繋いでスィッチを入れたら、電球が明るく輝きました。

そして、暗い空間に光が戻ったのです。


春を想って
IMG_0667春を想って.JPG

雨が上がったので撮影に出たら、すっかり雪は溶けて消えていました。





投稿者:福田さん  カテゴリー:
2019年2月12日


ページの先頭へ

プロフィール

松本さん

2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

詳しいプロフィールはこちら

木原さん

元・協会 調査役。現在は、AGCのショールーム「AGC studio」勤務。

詳しいプロフィールはこちら

福田さん

デンマークに1993年より在住。環境に優しくて健康的なライフスタイルを自転車で走りながら実践しています。

詳しいプロフィールはこちら                 

上山さん

ミラノに22年目、古いものと新しい物が混在する面白い町です。日本のみなさまに何かお伝えできることがあれば嬉しいです。

詳しいプロフィールはこちら                 

森さん

南ドイツの小さな大学町テュービンゲンで「競争するより協同で」を教わりながら育つ。暮らしの中や旅路で出会う人たちの人生の多様性に魅了されています。

詳しいプロフィールはこちら

Calendar

2019年2月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28    

Category

news

Back number

エコガラス

窓からエコをはじめませんか。熱をしっかり遮断する、省エネのエコガラス。

エコガラス

Copyright © 2006-2010 板硝子協会. All Rights Reserved.