窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

国際的な小さな町



大学の新学期も始まり、南瓜スープや焚き火、キャンドルライト・ティータイムの季節に入ったテュービンゲンから、こんにちは。

今年もまた、冬時間に切り替わり、暖かかったゴールデン・オクトーバーはしとしと雨に替わり、一日中靄(もや)がかかったような天気の為に厚手のジャンパーを部屋の奥から引っ張り出してきて、夏にお別れを告げました。


CIMG9343.JPG
大学新学期と共に「テュービンゲンの普段の暮らし」が戻って来ました。

そんなテュービンゲンでは、街中で日常的に英語、フランス語、スペイン語やイタリア語、ギリシャ語、トルコ語、アラブ圏言語が耳に入ってきます。

先日、「どこの外国からテュービンゲンに流れ着いた人たちを知っているか」をそこにいた3、4人でざっと考えてみたところ・・・

日本、韓国、中国、タイ、ベトナム、インド、ロシア、ジョージア、フィンランド、ラトビア、アイルランド、イギリス、ポルトガル、スペイン、イタリア、フランス、スイス、オーストリア、トルコ、ギリシャ、ルーマニア、クロアチア、イラン、イラク、シリア、イスラエル、エジプト、イエメン、スーダン、エリトリア、エチオピア、ニジェール、アルジェリア、ガンビア、メキシコ、アメリカ、コロンビア、ベネズエラ、エクアドル、ペルー、チリ・・・となんと41か国からの友人・知人たちが今現在テュービンゲンに滞在し、暮らしを営んでいることが判りました!


CIMG9392.JPG
多国籍者たちが隣り合い暮らすテュービンゲンには異文化間コミュニケーションの場が欠かせず、絶えず市や様ざまな社団や協会、団体などにより色とりどりのイベントが開催されています。

例えばフランス・アラビア・スペイン・ラテンアメリカ映画祭や、地中海物産市、アフリカ・フェスティヴァルやディーヴァーリー(光のフェスティヴァル)、小規模のイベントであればコンサートやダンス・パフォーマンス、諸国の祭りごとなどがあります。


そして外国に暮らす者たちにとって嬉しいのは、母国の味が恋しくなった時、料理の材料が手に入ること。

2000年以降段々と、今では何でも手に入るようになってきましたが、テュービンゲンには数件、外国人が営むスーパー(個人商店、主に食品)があります。

アジア、トルコ、アラブ、インド、ギリシャ、レバノン、メキシコ、そしてアフリカのスーパーではホームシックに効く味が見つかりますし、レストランや食べ処も国際的に充実しています。

諸外国人グループのお茶会や読書会に顔を出すのも、ホームシックを和らげてくれます。


さてでは、なぜ、世界中からテュービンゲンに人が集まってきているのでしょうか。

1477年から続くテュービンゲン大学の関係者たち(研究者、留学生・・・)や大学病院の医療関係者(医師、ヘルパー、技術者・・・)も数年間、ドイツ国外からテュービンゲンへ出稼ぎや研究のために移住してきます。

大学以外にも丘の上に建つマックス・プランク研究所などには、国際的人材が集まっていますし、町の入り口に建つ『d.a.i. (deutsch-amerikanisches Institut)』(ドイツ&アメリカ文化・教育・研究施設)や『Vivat Lingua!』(語学学校)も国内外から人を引きつけます。

テュービンゲン近辺にある様々な大中小企業の研究所や生産・加工工場にも、出稼ぎに、研究にと人が集まります。

個人でオペアとして暮らしている人たちも珍しくはありません。
(オペア:外国にホームステイして現地の子供の保育や家事をする見返りに滞在先の家族から報酬をもらって生活する留学制度。)


その他にもテュービンゲンで暮らしていくようになる理由はたくさんありますが、よく耳にするのは「本当は長居する予定ではなかったのに、気が付けば居付いていた」という人たちの声です。


新学期、学生たちが揃って町中を散策。市役所前。
CIMG9349.JPG




投稿者:森さん  カテゴリー:
2019年10月30日


ページの先頭へ

プロフィール

松本さん

2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

詳しいプロフィールはこちら

木原さん

元・協会 調査役。現在は、AGCのショールーム「AGC studio」勤務。

詳しいプロフィールはこちら

福田さん

デンマークに1993年より在住。環境に優しくて健康的なライフスタイルを自転車で走りながら実践しています。

詳しいプロフィールはこちら                 

上山さん

ミラノに22年目、古いものと新しい物が混在する面白い町です。日本のみなさまに何かお伝えできることがあれば嬉しいです。

詳しいプロフィールはこちら                 

森さん

南ドイツの小さな大学町テュービンゲンで「競争するより協同で」を教わりながら育つ。暮らしの中や旅路で出会う人たちの人生の多様性に魅了されています。

詳しいプロフィールはこちら

Calendar

2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Category

news

Back number

エコガラス

窓からエコをはじめませんか。熱をしっかり遮断する、省エネのエコガラス。

エコガラス

Copyright © 2006-2010 板硝子協会. All Rights Reserved.