窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

春風びゅうびゅう


春風がびゅうびゅうと吹き荒れているテュービンゲンから、こんにちは。

今月末、日本に帰る予定があるのですが、連日コロナウイルスのニュースが絶えず、先が見えず、どう準備をしたものか、迷います。
マスクは国内生産量を上げているそうですが、友人たちの情報によれば、国内ではマスクも殺菌剤も今のところまだ入手困難なそうですね。
テュービンゲンから持参するように指摘されました。

ただ、普段、マスク着用の習慣がないドイツ・テュービンゲンだからなのか、薬局などでは在庫切れ。
日本から持ってきていたものをトランクに詰めました。
今のところまだ入手可能な殺菌剤は、100mlを3本、手荷物で持っていきます。


2月半ばでもう、ぽかぽかと春日和。ハチも一生懸命蜜を吸っていました
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昨年の春、日本で見つけたビーラップ(みつろう天然ラップ;エコ日和2019年5月)。

テュービンゲンの自然食品店などでもよく見掛けるようになりました。

ドイツ広域では、普段から食品保存にはタッパーを使い、あまりラップを使う習慣がないように感じますが、先日行きつけの店で模様が気に入り、日本産ビーラップと比較してみようと思い、購入してみました。

そして、レッドビーズのサラダを1時間ほど寝かせておくのに早速使ってみました。

使い心地はと言うと・・・うーん、使い捨てラップと違い、ラップをするのに少々手こずり、まあまあ、というところでしょうか。
昨年購入した日本産みつろう天然ラップのほうがなめらかな気がするのですが、気のせいかしら?

でも、「ゴミを減らす」ことや「マイクロプラスチックが〜」と神経質にならなくて良いことを考えると、わたしはビーラップのほうが安心して使えます。

・・・ただ、日本では電子レンジ調理時にラップをよく使うようですが、今のところビーラップはまだ、加熱不可能で、今後のオルタナティブ開発が楽しみです。

加熱用にどんな商品が出回るようになるのでしょうね?


デザインが気に入り購入。アメリカ産輸入品でなく、近隣国産だったらもっとエコなのに・・・
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何回も利用可能なビーラップ。

近隣国のスイスやオーストリア、オランダなどの国々でも生産されているのにもかかわらず、アメリカ産のモノを購入したことに気がついたのは家に帰ってからでした。

もちろん、購入前にしっかりチェックしなかったわたしが悪いのですが、地元の信用信頼を置く自然食品店での買い物。
後日、店の経営方針と少々異なるのではと、近隣国から、もしくはドイツ国内生産元からの仕入れを考えてみて頂けませんか、とお願いしてきました。

テュービンゲンの自然食品店の中でも『エコ・レベル』が高いお店で、今まで他の消費者から苦情が出てこなかった、ということには驚きましたが、来月にでも何ら変化があったのか、見てこようと思っています。

そうそう、「子どもと一緒にビーラップを作ってみよう!」というようなワークショップも段々と増え、知名度も上がってきています。

シェアメイトの妹が作ったというビーラップ(手前の2枚)は、
お店で買ったものとなんの変わりもありません
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大学町だからなのか、テイクアウト・コーヒーとボックス入りの軽食(ピザやケバブ、中華料理など)を手に町中をぶらぶらする人をそこら中で見掛けます。

冬以外、特に夏の間は、そんなコーヒーカップや軽食ボックス、アイスクリームの(プラ、もしくは生分解性の)カップなどが街中のゴミ箱から溢れています。

年間テュービンゲン市に掛かる廃棄物処理費は70万ユーロ以上(日本円で約8400万円)。
それを少しでも減らそうと、テュービンゲンではドイツ全国初、昨年から議論されていた「使い捨て・ワンウェイ包装材の課税」が2021年に導入されることに決まりました(2020年4月の導入予定から延長)。

来年からは、包装材に50セント、スプーンやフォークの食器には20セントの税金が上乗せされるようになります。

例えば2.50ユーロ(約300円)のコーヒーをテイクアウトする場合、50セントの税金が上乗せされ、消費者は3ユーロ(約360円)支払うことになります。

飲食店や大学などに設置された自動販売機メーカーからは批判の声も上がりましたが、消費者からは未来を見据えて一歩一歩進むという政策に賛成する声のほうが大きいように感じます。


その他、欧州規模では、2021年からプラスチック製のストローや食器(フォークやスプーン、お皿など)、綿棒や風船の持ち手、発泡スチロール製のトレーなどが販売禁止になることを踏まえ、竹やでん粉から出来たオルタナティブ商品が店頭に出てくるようになりました。

既に1980年代からあったプラスチックを減らそうという動きが、近年になってやっと盛んになってきて、嬉しい限りです。

店頭にもさまざまなオルタナティブ商品が並ぶようになってきました
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投稿者:森さん  カテゴリー:
2020年2月28日


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2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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