住宅・建築物の省エネルギー基準とエコガラスについて

よくある質問Q&A

  • Q1
    建築物省エネ法は、全ての建築物に対して、義務化していますか?
    A1
    建築物省エネ法は、2025(令和7)年4月の改正により、すべての新築建築物(住宅・非住宅、規模を問わず)に対して省エネ基準への適合が義務化されました。これにより、従来のように床面積による区分はなくなり、新築される全ての建築物は、省エネ性能に関する基準を満たす必要があります。なお、それ以前は、2017(平成29)年4月より2,000㎡以上の非住宅建築物に適合義務が課され、2021(令和3)年4月からは300㎡以上に拡大、小規模住宅等については建築士による説明義務が課されていましたが、これらはすべて2025年の改正により統一されました。
  • Q1
    建築物の省エネ基準に関する情報は、どのように入手すればいいのでしょうか?
    A1
    国土交通省のホームページや、都度開催される講習会などで入手できます。また、各関係団体や各メーカーからも情報が入手できます。
  • Q1
    設計者や工務店などに、どのように説明をすればいいのでしょうか?
    A1
    2025年4月からは、すべての新築建築物に省エネ基準への適合が義務化されています。住宅では「外皮性能(断熱性能)」と「一次エネルギー消費量」の両方で基準を満たす必要があり、開口部(窓・ガラス・サッシ)は、外皮性能に最も大きく影響する部位の一つです。設計者や工務店には、「断熱性の高いガラス(Low-E複層ガラスや真空ガラスなど)や高性能サッシの採用が、基準適合に大きく貢献する」ことを伝えるとよいでしょう。また、住宅仕様基準(簡易評価法)を利用する場合でも、基準に適合するガラス・サッシの選定が不可欠であるため、性能表示の確認やラベル提示などを通じて、信頼性ある製品選びを推奨することが重要です。
  • Q1
    ガラス仕様と、各複層ガラスメーカーの製品名との関連は、どこで分かるのですか?
    A1
    各ガラスメーカーのホームページやカタログなどで、ガラス仕様に対応する製品名の一覧などが公開されています。
  • Q1
    算出方法1で仕様表にないガラスを使う場合は、どのようにすればいいのですか?
    A1
    算出方法2をご参照ください。
  • Q1
    ガラスラベルは、複層ガラスに必ず貼られているのですか?
    A1
    各ガラスメーカーにより、ラベルの仕様は異なりますが、複層ガラス製品1枚ごとにガラスラベルが貼られて出荷されています。ガラスラベルに記載されている確認記号により、算出方法1のガラス仕様が確認できるようになっています。詳しくは、各ガラスメーカーへお問い合わせください。
  • Q1
    ガラスラベルへ確認記号を記載する以外の方法はないのですか?
    A1
    サッシ業者が作成している住宅開口部性能確認リストや納入仕様書等でガラスおよび開口部としての性能を確認することができますが、現物確認のためにはガラスラベルが必要です。
  • Q1
    ガラスラベルを紛失した場合は、どのようにすればいいのですか?
    A1
    サッシ業者が作成している住宅開口部性能確認リストなどで現場検査、完了検査が実施できる場合は問題ありません。どうしてもガラスラベルが必要である場合は、納品、施工を行ったガラス店もしくは工事店経由で複層ガラスメーカーへ情報をフィードバックしてガラスラベルに代わる出荷証明書などの申請を行ってください。
  • Q1
    完了検査はどのようにして行われるのですか?
    A1
    国土交通省のホームページで情報が公開されています。

PageTop

エコガラス