窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

石が好き

石が好きです。

観賞用の立派な選ばれた石ではなく、石段、石垣、石畳、石の床や壁や屋根・・・ふだんの用に積まれたり張られたりしている石を見ると、うっとりします。

 

道路にひざまづいた職人さんが鉄鎚で石畳を張り替えているのを見かけると、あわてて、うちにカメラを取りに戻ります。

ちいさな石を1個1個、鎚で叩いて並べていくのですから、石畳張りも、たいへんな根気仕事です。

 

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なぁに、たいした腕は要らない、でも、センスの良い仕事をするといったら、イタリア人、彼らがいちばんだね、と、ドイツ人の職人さんから聞いたことがあります。

長靴半島から西へ北へと街道を延々と建設しながら前進した(わたしの住む地方にもその遺跡があちこちにあります)古代ローマ人の子孫、それに、大理石とガラスのすばらしいモザイクの伝統も持つ人たちだもの、と、なんとなく、納得しましたが、さあ、実際はどうでしょう。

 

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石の隙間に命が育っています。

テュービンゲンで調べた人があり、東西600m南北400mの旧市街に敷かれた石畳には77種類ものちいさな植物が生きているそうです。

彼らは人間がそばに暮らしているため、窒素等の栄養分が豊かに与えられ、早く力強く世代交代する、とも聞きました。


この雑草が、わずかな量ではあっても、埃や排気ガスを吸い取ったり、酸素を出したり、ほんのわずかながらも地表に陰をつくったりして、町の気候良化に貢献してくれているのですね。

雨水も石のあいだから地下に浸透していきます。

 

で、ちいさな種は人の靴裏や車のタイヤにくっついて運ばれ、あちこちに根を下ろすそうです。人間も多少は役に立つもんですね。

でも、わたしが靴の裏に種をくっつけて帰国して、それが日本の在来種と競合するようなものだったとしたら、どうなるか。

どれぐらいの確率でそんなことが起こり得るか、いつか、専門家に聞いてみることにしましょう。



投稿者:森さん  カテゴリー:
2010年5月18日


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2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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