窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

東風


西の大西洋からの暖かい湿った空気が上空にたちこめたままで、灰色の空の暖冬が続くのかなと思っていましたが、シベリアからの冷たい東からの風が吹いて雪と氷をデンマークへももたらしています。

雪に遊ぶ子供たち

太陽の温める大地の空気は、雲のない高い青空へ抜けていくようで、今週は昼間も夜も氷点下のまま。午前中の景色はどこも、雪と溶けずに残っている雪と、路面の滑り止めとして撒かれた塩の結晶で、粉を吹いた後みたいです。いつもどおりの朝の犬の散歩をする見慣れた風景は、冷たい空気を通り抜ける眩しい太陽の光が、美しい効果を見せています。

光の美しい並木道


青空の私たちの街にいては想像にも及びませんが、デンマークの他の地方では雪が降っています。ニュースで除雪の様子を見ながら、大雪にみまわれた昨年と一昨年の冬を思い出します。
寒さの続いた昨年は、一般家庭の暖房費が例年より大幅に上昇するだろうと、春の初めに発表されました。私たちの住んでいる集合住宅では、天然ガスのボイラーで暖房と温水の供給をしています。そして、各室に備えられているラジエターで暖房をしています。

昨年の5月の測定によると、我家では昨年の暖房の使用量が一昨年より2%弱だけ増えました。寒い日が長く続いた冬だったので、暖房費の追加請求があるだろうと覚悟していましたが、2%増だけだったので、毎月支払う年間見込み料金で賄うことができました。南側に大きな窓がふたつあって、晴れると昼間は室内が温まるので、ラジエターのサーモスタットが熱の供給量を抑えてくれるのでしょう。

住宅

隣の住宅群は、昨年の夏に屋根の葺き替えをしたときに、現在の断熱基準に則って従来より多い断熱材がしつらえられました。先日雪が降ったら、黒い屋根の上には次の日にも、ふんわり積もったまま溶けずに残っていました。雪が溶けてしまった今は、夜間についた霜が住居からの熱で溶けずに白く残っているのが、早朝に見られます。



上空にヒュッヒュッ、ヒュッヒュッという音が近づいてくるので見上げると、つがいの白鳥が青い空に大きな羽根をはばたかせて飛んでいく姿がありました。内陸の湖沼に氷が張ったので、海辺へ向かうのでしょう。
もう港や入り江では海の水も凍っています。水鳥の保護地区になっている海辺の植物が繁った湿地帯なら、少しは温かいのでしょうか。

氷の湖面

東風が冷たい冬の空気をデンマークへも運んできました。
温かくして、風邪をひかないように。
みなさまもお体を大事になさってください。



投稿者:福田さん  カテゴリー:
2012年2月 6日


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