窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

マクロな気象現象

あーめあーめ やーめやーめ かーあさーんとぉー てーるてーるぼーずをつーくりーましょーーーと歌い続けている雨・雨・雨の南ドイツから、ご無沙汰いたしました、こんにちは。

夏至を過ぎ、夜は22時過ぎまで明るいのですが、ドイツ(主に南、バイエルン州とバーデン・ヴュルテンベルグ州)は5月後半から雨日和が続いています。この1か月で雨が降らなかったのはたったの3日だけ。ちょっとやそっとの雨では傘をささないドイツ人でも、近頃は折り畳み傘を常に持ち歩いているそうです。
運良く今日は天気がいいわ、なんて30度を超える暑さになリ、やっと夏になるのかな、と思っても、夕方には雨雲が空を覆ってしまい、気温は10度以下に下がる、という具合。天気予報のお姉さんも「明日はもう少しいい天気になります、とお伝えしたいところなのですが・・・」との前置きの後に予報を伝えたりしているぐらいです。

通常、低気圧により気温が平均を下回り、雨の日が続いても、大抵は2、3日で天気は変わります。が、5月後半から根気強く約1か月もドイツに雨をもたらしている現在のマクロ気象現象は「中欧低気(Tief Mitteleuropa/TM)」と言い、1950年以来頻度が高くなっているそうです(1950年:8ー10回 現在:9ー15回: 〜20%増 ドイツ気象局)。
スカンディナヴィアには高気圧が居座り、地中海からの暖かく湿った空気と北から吹く冷たい空気がぶつかり、雨に。長期間にわたる雨続きで土地は水をいっぱいに含み、集中豪雨などによって洪水や土砂、ヒョウや倒木の災害、床下浸水による被害が毎日のようにニュースになっています。今年の収穫にも大きな影響が出るだろうと予測されています。


中欧低気TM:ドイツ気象局、各地の写真はオンライン
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上山さんの題名「雨が憎い」っていうのも、ついついうなずいてしまいました。
6月に入り、フェスティヴァル・シーズンが始まったのですが、雷雨や嵐が心配されています。それもそのはず、気象警報が発表されるなか、屋外での催し物(マラソン大会・夏祭り・コンサートなど)が中止になったり、開催地によって、土地が踏み固められてしまったり、反対にぬかるみの後始末に莫大な費用がかかってしまった、という話を聞きます。普段は気にも止めてもらえないような小さな小川が茶色くにごり、氾濫したり、ボーデン湖の水位が5,15m(※危険水位: 4,5m)まで上がったり、これからの天気が注目されています。何か月も前から楽しみにしていた5日間のフェスティヴァルが2日で中止になってしまい、しょうがなくトボトボと帰って来た友人もいます。


あら、雨間!ネッカー川も茶色くにごっています
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先日、フランクフルト空港へ友人を迎えに行ってきました。
近頃、全国各地の夏期工事や道路・線路の冠水などで普段以上に遅れが酷いと言われているドイツ・バーンを使うか(60€〜)、長距離バスで少々長い時間をかけて行くか(15€〜:+1-2時間)、旅を計画する際に迷うところなのですが、これはドイツでは、「運」なんだと思います。
お昼ごろテュービンゲンを出発し、フランクフルト中央駅に17時前に着くはずのバスに乗車。「着いたよ」という連絡をもらったのは、渋滞にはまり、時速10キロでとろとろとアウトバーンを走っている時。「その内フランクフルトに着くはずなんだけど・・・」と待つようにお願いし、やっと18時に中央駅に着いてみると、ほとんどの長距離列車は1時間以上遅れていたり欠航になっていたりで、駅前はごった返し、ドイツ・バーンのサービスカウンターには長い行列ができていました。
エスバーン(都市近郊鉄道)なら大丈夫か、とホームに降りて行くと、殺気立った乗客に取り囲まれた係員に「エスバーンは走っていないので、長距離列車に乗ってください」と言われ大慌てで長距離列車のホームに逆戻り。遅れていない長距離列車を探し、車掌と交渉し、乗車。数十分遅れで出発できた時にはほっとしました。
わざわざ日本から来てもらった上に、2時間近くも空港で待たせてしまい、再会は素っ気なく、「いらっしゃい、久しぶり!じゃ、予定では中央駅を19:15発のバスに乗らなくっちゃいけないから、ちゃんとした挨拶と説明は後で、急いで!」と運任せでエスバーンのホームへ。ドイツではめずらしい満員列車がやっと来たのは良かったのですが、中央駅を目の前にガタンッと停止。「ホームが空き次第到着できます。」とアナウンスが流れたのは19:10。バスの出発時間1分過ぎに中央駅に降り立った時は、もう宿泊先を考えかけていました。
それでもここはドイツ、バスも遅れている可能性があり、バス停へ走って行くと、運良く運転手さんは喫煙中。ゼーゼーしながら長距離バスに乗り込んでやっと、しっかり挨拶をし、再会を楽しむことができました。


晴れ間は数時間。自転車移動なので、とっても貴重です。
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投稿者:森さん  カテゴリー:
2016年6月30日


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2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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